《レビュー》DX超合金 Sv-262Hs ドラケンIII / リルドラケン & ミサイルポッド【マクロスデルタ】
2017/08/29
DX超合金 マクロスデルタ Sv-262Hs ドラケンIII (キース・エアロ・ウィンダミア機) / リル・ドラケン&ミサイルポッド
今回ご紹介しますのは、『マクロスΔ(デルタ)』から、「DX超合金 Sv-262Hs ドラケンⅢ(キース・エアロ・ウィンダミア機)」と、バンダイ魂ウェブ商店限定で発売された、「リル・ドラケン&ミサイルポッド」です。
Sv-262Hs ドラケンⅢ発売時に完全にレビューし損なってしまったので、
今回は、リル・ドラケン&ミサイルポッドを装着した状態を主体に、
Sv-262Hs ドラケンⅢを併せてレビューしていこうと思います。
セット品ではないのでご注意を。
まずは、DX超合金 Sv-262Hs ドラケンⅢのパッケージから。
登場作品 | マクロスΔ(デルタ) |
---|---|
メーカー | バンダイ |
メーカー希望小売価格 | 23,760円(税込み) |
発売日 | 2017年3月18日 |
全高 | 約260mm |
そしてリル・ドラケン&ミサイルポッドのパッケージ
登場作品 | マクロスΔ(デルタ) |
---|---|
メーカー | バンダイ(魂ウェブ商店) |
メーカー希望小売価格 | 8,424円(税込み) |
発売日 | 2017年8月18日(発送) |
開封&商品内容
VF-31Jでも同様だった、非常に高級感ある
つや消しの化粧箱。
パッケージ正面の、ドラケンⅢのシルエット部分だけ
ツヤありの加工が施されています。
(DX超合金 VF-31J ジークフリードのレビューはこちら)
中ブタもVF-31Jと同様の装丁。
2段目には、ディスプレイスタンドと取扱説明書が入っていました。
取説はオールカラー
ドラケンⅢの商品内容一式。
コクピット
キャノピーは透明のものも付属。
パイロット(キース)も細かく塗り分けられていますね。
キース搭乗。
プラモデルと比較
ファイター時のプラモデルとの比較。
大きさは結構違いますね。
超合金を開封した時の最初の印象は、
「ずいぶん赤っぽいな」
って事。
プラモデルの方のゴールドがだいぶ薄いんで、
この色が頭の中で定着していたんですけど、
劇中の色は超合金の方が近いですね~。
もう少々薄くても良い気がしますけど、
かなりゴージャスなカラーリングで
非常にファンタジックですね。
リル・ドラケン&ミサイルポッド 商品内容
リル・ドラケン&ミサイルポッド一式。
思っていたよりも充実してるなぁ~、という印象。
ある意味特典な剣と盾
今回のリル・ドラケン&ミサイルポッドのセット内容で、
目玉の一つとなったのが、
この「アサルトソード」じゃないでしょうか?
アサルトソードは、劇中では最終回のみ登場し、
キースとロイドが最終決戦で使用した剣。
しかも、脚から折りたたんで飛び出すというギミックでしたよね。。。
今回付属のソードは折りたたむ事は出来ませんし、
既に発売されているドラケンⅢの脚に収納出来る
なんてギミックはもちろんありません。
キレイな造りですね。
右が今回リル・ドラケンのセットに付属の
非変形固定タイプのドラケンシールド。
固定用なので、
若干形が変更になっているのかと思ったら、
大きさや厚さなどはほぼ同じ様ですね。
シールド上部に若干モールドが増えているのと、
折りたたまないので
紋章がキレイに全面印刷されています。
こちらは裏から見た所。
右が非変形固定のシールドですが、
裏から見ると、違いがほとんど分かりませんね。
リル・ドラケン
ランディングギアは差し替えなしで
機体裏が展開して引き出す事が出来ます。
ダイキャスト製で、タイヤ部分はゴム製。
付属の台座で、
飛行状態のディスプレイも可能。
こちらはプラモデルのリル・ドラケンと並べたもの。
左がDX超合金、右がプラモデル。
プラモデルは、付属シールを貼ってスミ入れ、
つや消しのトップコートをしたもの。
プラモデルの方がマーキングも充実している為か、
DX超合金版の方がオモチャっぽく見えるんだけど・・・。
ちなみにプラモデルのリル・ドラケン&ミサイルポッドは、
アップしようとした直前にリル・ドラケンを1つ落として破損してしまったので
レビュー出来ずじまいになってしまいました・・・。
ミサイルポッド
もちろんミサイルハッチは展開可能。
マイクロミサイルは固定で取り外しは出来ません。
下部のツメ(赤矢印)を引っ掛けてから、
上部のツメ(青矢印)をハメ込みます。
装着するとこんな感じ。
ゴージャスさが増しますね
ファイター
では、ドラケンⅢの方も併せて見ていきたいと思います。
リル・ドラケン、ミサイルポッド未装着時。
やっぱカッケーっすなぁ~。
ミサイルポッドを装着。
う~~ん、より一層映えますね~。
リル・ドラケンと。
リル・ドラケン装着
ファイター時にリルドラケンを装着する場合は、
主翼の保持用パーツを取り付けます。
保持用パーツを一度分解し、
主翼を挟み込む様に取り付けロックします。
そして、ドラケンⅢとリル・ドラケンの接続部(赤矢印)を
接続します。
「カチッ」という取り付け感はなく、
そう簡単に外れるワケではないんだけど
ちょっと心もとない感じ・・・。
リル・ドラケン装着完了
ミサイルハッチを展開。
前ハッチを開いて、後部の観音開きのハッチを展開。
(別にどっちからでも開けるけど。)
ハッチを開く時のツメを引っ掛ける所に
ゴールドのフチ取りがあるんで、
塗装が剥げてきそうで心配・・・。
うっは。
やべ~、カッケ~~~。。。
このゴージャスさ、堪らん~~~。。。
どう考えても、
ミサイルポッド装着時を前提に
デザインされてるよね~。。。
絶対ミサイルポッド付けた方が
カッコいいもんなぁ~。
リル・ドラケンはVF-31なんかのスーパーパックとは
位置づけが違うんだけど、
(少なくとも)ファイター時のボリューム感は
かなりありますよね~。
もちろん、
リル・ドラケン、ミサイルポッドとも
付けていなくてもカッコいいんだけど、
より一層きらびやかになって、
ホント、色んな角度から
ウットリ見とれちゃいますね~。。。
ガウォーク
リル・ドラケン&ミサイルポッド未装着時。
ガウォークの時が一番「ドラケン(ドラゴン・翼竜)」
って感じがしますね~。
シールドはせっかくなんで、
リル・ドラケンセットに付属の
非変形固定シールドを取り付けています。
ミサイルポッドを装着。
リル・ドラケンも装着。
むうぅ~~~~。。。
コレはしんどい!!
薄々分かっちゃいたが、
ガウォークでのリル・ドラケン装着は
非常にバランス悪い
と言うかね、
後ろから見ると、
こんな感じです。。。
しかも、取説にて
「支柱とクリップで支えてください」
となっています。
これがまさかの正規仕様。。。
本当は、取説では
リル・ドラケンをクリップで挟んで支える様になっているんですが、
あまりに不細工なので、
出来るだけ目に付かない様に
後ろからドラケンの主翼を支える様に写真撮りましたが・・・。
支柱で支えてないと、
主翼がグルンッと回転しちゃうんですね。。。
はっきり言って、
ガウォークでのリル・ドラケンは無しですね。
ガウォーク好きな僕が
これ以上ガウォークの写真を撮る気力もなく、
ガウォークは以上です。。。
バトロイド
さて、最後はバトロイド。
バトロイド時のリル・ドラケン装着も
正直あまり積極的にはなれなかったんですが・・・。
リル・ドラケン&ミサイルポッド未装着時。
う~む、やっぱドラケン、バトロイド時もカッケーよね。
(初めて登場した時は「何じゃコリャ~」でしたが・・・。)
ミサイルポッドを取り付けて・・・
ソードを持って最終決戦
うひょ~~~~っ!!
カッケーーーーー!!!!
では、リル・ドラケンを装着。
おや
悪くないぞ。
スーパーパックなんかよりは
上に突出しちゃってる感じですが、
今まで思ってたより、
全然悪くないなぁ~。
後ろから見ると、
ちょっと取って付けた感がありますかね~。
実はバトロイド時も
「支柱とクリップで支えてください」
仕様なんですが、
バトロイドでは耐える事が出来たので
このまま写真撮ってみました。
でも、やっぱりちょっと気を抜くと
主翼がグルンっと回っちゃいます。。。
ちなみにバトロイド時に
支柱&クリップで支えるの図。
これもちょっといただけないなぁ・・・。
総 評
「DX超合金Sv-262Hs ドラケンⅢ」のレビューをし損なったので、
「リル・ドラケン&ミサイルポッド」との同時レビューになりましたが、
それぞれの評価にしたいと思います。
まずは、Sv-262Hs ドラケンⅢの南東的評価は
★★★★☆(3.5)
星3.5です。
個人的な満足度は結構高めなんですが、
いかんせん、変形が面倒くさい。
難しい・・・、というよりはメンドくさい。
正直、難易度自体も相当高く、
トランスフォーマーやら、変形合体ものは
過去にいくつも遊んできましたが、
これ程手こずったものはあまり経験がないですね~。
変形過程で主翼部を何度も
干渉避ける為に一度起こして再度倒して・・・
というのが非常に煩わしいと感じちゃいました。
どちらかというと僕は、難易度の高い方が
パズル的で楽しいと感じる方なんですが、
このドラケンについては、
変形があまり楽しいとは思えなかったんですよね・・・。
あとは、
プラモデルで一度ドラケンⅢの超絶変形を堪能しちゃったんで、
ぶっちゃけ、だいぶ熱が冷めていた、
ってのは多分にあるかもしれませんが。
プラモデルでは完全にオミットされていた
ファイター時での手首の収納も再現され、
まさに完全変形を実現したDX超合金版でしたが、
いずれにしても、
万人におススメ出来る商品ではないかなぁ~。。。
しかし、変形ロボットには慣れていて、
このドラケンⅢに非常に興味があるって人には、
是非一度体験してもらいたい世界ではありますね。
どの形態もスタイル・プロポーション、
超絶カッコ良く、非常に美しいのは確かです。
そして、リル・ドラケン&ミサイルポッドの南東的評価は
★★★★☆(3.5)
こちらも星3.5です。
こちらはぶっちゃけ、
割高感が否めないという点です。
セットとして非常に充実しているなぁ、とは思いました。
各パーツの出来も非常に良いと思います。
ドラケンの折りたたみシールドには
ちょっと違和感があったので、
非変形の固定シールドが入っていたのは良かったかな
と思いますし、
最終回で突然登場したソードも
なかなかプレミア感があって宜しいかと思います。
それでもやっぱり、
おそらくほとんどの人が
「あってもなくてもいいや」と思えるこのセットで
定価8,000円超えってのは、ちと高いかな。
ドラケンⅢと同梱セットで
25,000~27,000円くらいだったら
メチャクチャコスパ高かったんだけどなぁ~。。。
なにより、
ファイターで付けた様な
リル・ドラケン用の保持パーツを
なぜバトロイド、ガウォーク用にも付けられなかったのか。
そこが一番の不満点。
せっかく出来がいいのに、
支柱とクリップで支えるとか・・・
なんでそんな不細工な仕様にしたんだろ。
あとは、
ドラケンⅢへの接続部が若干不安ってトコかな。
そう簡単にポロリする感じではないけど、
カチッとロックされないので、
経年により外れやすくなる恐れは大いにありますね。
でも、やっぱりファイター時に装着した
ミサイルポッドとリル・ドラケンのカッコよさは
スゴイ破壊力ですよ。
テレビアニメ放映前から
非常に楽しみにしていた DX超合金 Sv-262Hs ドラケンⅢ。
プラモデルが非常に秀逸の出来だったのと、
先に発売されたDX超合金VF-31Jジークフリードが傑作だったんで、
もうドラケンⅢへの期待感はハンパないものになってました。
その期待を裏切らない
非常に良い出来ではありましたが、
リル・ドラケン&ミサイルポッドもそうですが、
とにかく発売が遅すぎた。
もっと早く、
むしろプラモデル出す前に超合金出してたら
もっと売れた気がするんですよねぇ~。。。
僕自身も、プラモデルを手にした事で、
「どうやって変形するんだ?」
という欲求は満たされた部分が大きかったですからねぇ。
もう、ホント、
コレがカッコいいと思える人は
是非是非、手に取っていただきたいですが、
変形が難しい(or メンドくさい)という覚悟は必要ですね。
以上、DX超合金 マクロスデルタ Sv-262Hs ドラケンIII (キース・エアロ・ウィンダミア機) と リル・ドラケン&ミサイルポッドのレビューでした~。
スポンサーリンク
まあ、バトロイド形態初登場の時から
剣持ってたけどな